レジンアクセサリーやハンドメイド作品づくりで、「どの接着剤がおすすめなのか分からない」「きれいに仕上がらない」と悩んでいませんか。
レジンの接着剤選びは作品の仕上がりや強度に大きく影響しますが、種類が多くて選び方に迷う方も多いはず。
本記事では、レジン接着剤おすすめ製品や選び方のポイント、失敗しないためのコツまでわかりやすく解説します。
定番人気から透明度重視、コスパが高いものや初心者でも使いやすい接着剤まで幅広く比較しました。
自分の作品にぴったりなレジン接着剤を見つけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
レジン接着剤のおすすめ製品ガイド

レジン作品やアクセサリー作りには、用途や素材に合った接着剤選びが欠かせません。
ここでは実際に人気の高い製品や特徴的なアイテムを中心に、選び方のポイントとおすすめ理由を紹介します。
それぞれの製品の違いや活用法を知って、自分の作品作りにぴったりなレジン接着剤を見つけてください。
人気のウルトラ多用途SU
ウルトラ多用途SUはレジンクラフトをはじめ、幅広い素材に使えることで高い評価を集めています。
プラスチックや木材、金属、ガラスなどさまざまなパーツとの接着が可能です。
速乾性があり、初心者から上級者まで使いやすい点も魅力です。
- 強力な接着力で多用途に対応
- 硬化後も柔軟性が保たれるので割れにくい
- 透明仕上がりで美観も損ねない
セメダイン スーパーXの強力接着
セメダイン スーパーXは、工業用としても知られるほどその強力な接着力が特徴です。
弾力性のある接着剤で、振動や衝撃に強く、パーツ同士の固定もしっかりできます。
高温・低温にも耐えるため、アクセサリーなど頻繁に使うアイテムにもおすすめです。
製品名 | 特徴 | 用途例 |
---|---|---|
スーパーX クリア | 透明で美観を損なわない | レジンアクセサリーの接合 |
スーパーX ゴールド | 金属にも強力接着 | パーツの固定・修理 |
アロンアルフア EXTRAゼリー状の特長
アロンアルフア EXTRAゼリー状は、とろみのあるゼリータイプの瞬間接着剤として人気です。
液ダレしないので、細かいパーツや立体的なデザインの接着がしやすいというメリットがあります。
すぐに固定できて作業効率がアップします。
乾くと透明になるので、仕上がりもきれいです。
エポキシ系接着剤の活用例
エポキシ系接着剤は、2液を混ぜて使うタイプで、硬化後は非常に高い強度を発揮します。
大ぶりなパーツや重量のあるレジンアクセサリー、小物作りに重宝します。
耐水性や耐熱性も高いので、キーホルダーやインテリアアイテムにもぴったりです。
ただし、接着作業には時間に余裕を持って行うのがポイントです。
透明仕上がり重視のレジン接着剤
レジンアクセサリーなど、仕上がりの美しさにこだわる方には透明性の高い接着剤が好まれます。
このタイプの接着剤は接着した跡が目立ちにくく、クリアなレジン作品にも違和感なくなじみます。
UVレジンなどと組み合わせて使うことで、さらに透明度を高めた作品作りができます。
使いやすさで選ばれる製品
初めてレジン接着剤を選ぶ方や、手間なく使いたい方には、使いやすさや作業性も大切なポイントです。
ワンタッチキャップやノズルが細いタイプなど、細かな作業にも便利な製品が増えています。
作業中のストレスが少なく、思いどおりの位置にしっかり接着できるアイテムは、DIYや趣味をもっと楽しくしてくれます。
コスパの高い定番商品
レジン接着剤は使用頻度の高いアイテムのため、コストパフォーマンスも大切です。
定番の商品は容量が大きく価格もお手頃なため、惜しみなく使えるというメリットがあります。
小分けパックや詰め替え用など、コスパ重視で選びたい方にもおすすめのタイプです。
品質とコストのバランスを見ながら選ぶことで、長く安心して使うことができます。
レジンの接着剤を選ぶポイント

レジン作品づくりに欠かせない接着剤ですが、どの商品を選ぶかによって仕上がりや作業のしやすさが大きく変わります。
以下のポイントを押さえることで、用途にぴったりの接着剤を見つけることができます。
接着力の強さ
レジン用接着剤を選ぶうえで、まず大切なのが接着力です。
アクセサリーや小物など強度が必要な場合は、しっかりとした密着性があるタイプを選びましょう。
接着力が弱いと、せっかく作ったパーツがすぐに剥がれてしまう原因になります。
- 耐荷重をチェックする
- 使用用途(アクセサリー用、作品固定用など)に合ったものを選ぶ
- 口コミやレビューで耐久性も確認
硬化速度の違い
作業効率に影響するのが、接着剤の硬化速度の違いです。
瞬間接着剤のようにすぐに固まるタイプもあれば、数分から数十分かかるものもあります。
自分の作業スタイルに合わせて使い分けるとよいでしょう。
硬化速度 | メリット | デメリット |
---|---|---|
速乾タイプ | 短時間で作業が進む | 位置調整がしづらい |
通常タイプ | じっくり位置を合わせられる | 固まるまで時間がかかる |
硬化後の透明度
レジン作品は透明感が魅力なので、接着剤も硬化後にどれだけ透明になるかが大きなチェックポイントです。
白く濁ってしまうと作品の美しさが損なわれることがあるため、仕上がりの評判やパッケージに「透明」と書かれたものを選ぶと安心です。
特にクリアなレジン部分の接着では、硬化後の見た目にもこだわりましょう。
対応できる素材の種類
レジン接着剤の中には、レジンだけでなく金属やガラス、プラスチックなど異素材も接着できるタイプがあります。
自分がよく使うパーツの素材に合っているか、事前にメーカーサイトや説明書で確認することが大切です。
幅広い素材に対応している接着剤を選ぶと、様々な作品づくりの幅が広がります。
レジン接着剤の失敗を防ぐコツ

レジン作品を制作する際、接着剤の使い方を誤るとせっかくの作品が台無しになってしまいます。
ちょっとした工夫やポイントを意識することで、接着剤によるトラブルを未然に防ぎ、仕上がりもきれいに保てます。
失敗を避けるための基本的なコツを押さえておきましょう。
接着面の下処理方法
レジンのパーツや土台を接着する前は、接着面の下処理がとても重要です。
まずは、表面のホコリ・油分・指紋などを丁寧に拭き取ります。
この作業を怠ると接着力が下がり、剥がれやすくなります。
無水エタノールや中性洗剤でやさしく拭き取り、完全に乾燥させてから作業を開始しましょう。
- 油分や汚れを取り除き、表面を清潔に保つ
- やすりなどで表面を軽く削り、接着剤の密着度を上げる
- 水分が残らないよう十分に乾燥させる
これらのひと手間が接着力アップにつながります。
適切な接着剤の量
接着剤の量は多すぎても少なすぎても失敗のもとです。
つけすぎるとパーツからはみ出して見た目が悪くなったり、乾くのに時間がかかってしまいます。
逆に少なすぎるとしっかりくっつかず、割れたり外れたりしてしまいます。
目安として、接着するパーツの大きさや素材に合った量を心がけましょう。
接着剤の種類 | 適量の目安 | ポイント |
---|---|---|
UVレジン | 薄く均等な膜になる程度 | はみ出しに注意 |
瞬間接着剤 | 米粒1個分程度 | 多すぎると白化に注意 |
エポキシ系 | パーツがしっかり密着する分量 | 完全に混ぜ合わせる |
作業時はつまようじやピンセットを使って、細かい調整をするのもおすすめです。
十分な固定時間の確保
せっかく接着しても、時間が足りずにすぐ触ってしまうと、強度が落ちたりズレたりしてしまいます。
使用する接着剤によって、しっかり固まるまでの時間を必ず守りましょう。
目安はパッケージの指示に従い、以下の点を押さえておくと安心です。
- UVレジンは光を当てて完全に硬化するまで待つ
- エポキシや接着剤は最低30分~1時間ほど静置
- 完全硬化まで数時間必要なタイプもあるので注意
しっかり固定するために、クリップやテープなど道具の活用も効果的です。
慌てずじっくり待つことが、きれいな仕上がりへの近道です。
レジンパーツ別おすすめ接着剤

レジン作品を美しく仕上げるためには、使用する接着剤の選び方がとても大切です。
パーツごとに相性の良い接着剤を使うことで、見た目の美しさや強度が大きく変わります。
ここでは、レジンパーツごとにおすすめの接着剤と選び方のポイントを紹介します。
金具の取り付け
レジン作品のアクセサリー作りでは、金具の取り付けが欠かせません。
金具には瞬間接着剤やエポキシ接着剤がよく使われています。
特に接着力と耐久性を重視する場合は、2液混合型エポキシ接着剤が適しています。
- 速乾性が高い瞬間接着剤は、キャッチピアスやイヤリングの芯にもおすすめです。
- 耐水性や耐衝撃性を求める場合はエポキシ接着剤を選ぶと安心です。
- 用途や使用する金具の素材に合わせて選びましょう。
作業前にパーツの汚れや油分をアルコールなどで落としておくと、よりしっかり接着できます。
プラスチックパーツとの接着
プラスチックパーツ同士や、レジンとの接着には専用の接着剤を使うときれいに仕上がります。
多くのプラスチックパーツは化学的な性質が異なるため、一般的な木工用ボンドではきちんとくっつかないことがあります。
接着剤名 | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|
プラモデル用接着剤 | プラスチック同士をしっかり接着 | ◎ |
UVレジン液 | 透明感が損なわれにくい | ◯ |
二液性エポキシ接着剤 | 強度重視の場合におすすめ | ◯ |
透明感を活かしたい場合はUVレジン、強度を重視する場合はエポキシ接着剤が向いています。
くっつきにくいパーツにはサンドペーパーで表面を軽く削るなど工夫しましょう。
ガラスパーツとの接着
ガラスパーツとの接着には、透明度の高い接着剤がおすすめです。
ガラスの美しさを損なわず、しっかり固定するために適したアイテムを選びましょう。
特におすすめなのはガラス・金属・レジンに対応したクリアタイプのエポキシ接着剤です。
- ガラス・金属用強力接着剤は、しっかりと固定でき透明度も抜群です。
- UVレジン液でも仮止めや微調整ができますが、耐久性はエポキシに劣ります。
- 接着面をきれいに清掃し、完全に乾くまでしっかり固定しましょう。
角度を保ちにくいパーツには、マスキングテープなどで仮止めしながら作業すると美しく接着できます。
ガラスのパーツは重みがあるので、接着部分の強度が出るまで動かさないことが大切です。
レジンアクセサリー作りでよくある質問

レジンアクセサリー作りを楽しんでいると、接着剤選びや作成時のトラブルに悩むことがよくあります。
ここでは、初心者から経験者まで気になりやすいポイントについてまとめました。
接着剤の白化への対策
レジンに金具やパーツを接着するとき、接着面が白く曇ってしまうことがあります。
これは「白化現象」と呼ばれ、接着剤の成分が湿気や空気に反応して起こることが多いです。
白化を防ぐ対策としては、作業環境をできるだけ乾燥させることが大切です。
また、接着剤をつけすぎず、薄く均一に塗ることで余分な成分がはみ出さず白化のリスクを減らせます。
おすすめの対策を以下にまとめました。
- 使用後すぐにパーツを密閉保存する
- 湿度の高い日は作業を避ける
- 接着後はしっかりと乾燥させる
- 速乾タイプや白化しづらい接着剤を選ぶ
レジン液と接着剤の使い分け
レジン作品の仕上げやパーツ固定には、レジン液と接着剤のどちらを使えばよいのか迷うことがあります。
それぞれの特徴を理解して、用途ごとにうまく使い分けましょう。
特徴 | レジン液 | 接着剤 |
---|---|---|
主な用途 | パーツ埋め込み・コーティング | 金具やパーツの固定 |
硬化方法 | UVライト等で硬化 | 自然乾燥または速乾タイプあり |
透明感 | 高い | ものによってはやや曇ることも |
強度 | 広い面で強度あり | 金属同士など点でしっかり固定 |
このように、パーツ全体をレジンで包みたいときはレジン液、ピンポイントにしっかり固定したいときは接着剤が向いています。
外れやすい場合のチェック箇所
せっかく作ったレジンアクセサリーが外れてしまうとがっかりしてしまいます。
外れやすくなる原因はいくつか考えられるので、以下のポイントを確認して対策しましょう。
- パーツや金具の表面に指紋や油分がついていないか
- 十分に硬化・乾燥できているか
- 金属やパーツが適切に接着面と密着しているか
- 接着剤やレジン液の種類が用途に合っているか
- パーツが動かないよう固定しているか
また、重いチャームや揺れるデザインの場合は強度のある二液性エポキシ系接着剤や、金属専用タイプを選ぶとより外れにくくなります。
不安なときは、一度作った後で軽く引っ張って接着強度を確かめるのもおすすめです。
レジン接着剤選びで失敗しないために知っておきたいこと

レジンで作品づくりを楽しむためには、接着剤選びがとても重要です。
どんなに素敵なレジンパーツでも、接着が甘いとすぐにパーツが外れてしまったり仕上がりが雑になってしまうことがあります。
多くの接着剤が市販されていますが、それぞれに特徴や適した用途があります。
用途やパーツの素材、仕上がりの見た目などをしっかり考えることで、失敗の少ないレジン作品づくりが叶います。
接着強度、透明度、乾燥時間、防水性などのポイントを意識して選ぶことで、納得のいく仕上がりにつながります。
自分の作りたい作品や使う材料に合わせて、ぴったりの接着剤を見つけてください。
正しい接着剤選びが、レジンクラフトの楽しさや作品のクオリティをぐんとアップさせてくれるはずです。